こんにちは、歯科医院採用コンサルタントの伊藤祐子です。
今年の10月に最低賃金が26~28円上がることが決定しました。
東京、神奈川の最低賃金は10月に1000円超えることが確実となりました。
最低賃金の改定時の注意事項をまとめました。
最低賃金の改定時に注意すること
①歯科助手の試用期間中の給与が最低賃金を下回ってないか注意しましょう。
900~1000円に設定している医院をよくみかけます。
クリーンスタッフもです。
②近隣のマックやスーパーのレジの時給を気にしましょう。歯科医院は覚えることが多いので50円でもマック、スーパーより時給を高くしましょう。
「マックより時給が変わらないのに歯科医院は覚えることも多いし、先輩にも色々怒られるから隣のマックに転職する」本当にあった話です。
人間、多少仕事がきつくても、給与が高ければある程度耐えることができます。
③10年前に医院HPを作成して更新せずに放置していませんか。採用ページの給与がすべて最低賃金を下回っている場合があります。注意しましょう。
「昔作ったHPだから」という言い訳は求職者には伝わりません。一気にブラック企業に見えてしまうので注意しましょう。
④東京、神奈川、大阪の県境にあるクリニックは、最低賃金の高い県に就職されがちです。
特に奈良県のクリニックで大阪と1時間以内の距離の医院は大阪の最低賃金に合わせましょう。
奈良県に住んでいる方が多く大阪の医院に勤めてらっしゃる現実がすでにあります。
⑤既存スタッフで最低賃金を下回る人は時給を上げる必要があります。
本人たちから不満の声が上がるまでに「上げる予定である」といくらまでは言わず、すぐに宣言しましょう。
お盆休み中によからぬ転職検索をされるのを防ぎましょう。
日経新聞記事
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47999990R30C19A7MM0000/