●感謝の気持ちからホスピタリティが生まれる
こんにちは、丹野祐子です。
医院に患者さん以外で出入りする人、そう業者さんや宅配便の方、沢山いらっしゃいますよね。
医院を増築する際に、大工さんに10時・15時の差し入れを欠かさず、夏場だったので常に冷えたお茶を出していました。
お茶を出しているときに大工さんから「なんでこんなに患者さんがくるの?」と問いかけられ、予防の話を熱心にしたことも次第に仲良くなって行きました。
増築が終わり、しばらくして大工さんが待合室に座っているではないですか。
どうしたんですか?と聞いたら奥さんの話を聞いて定期健診に来たんだよと。
大工さんだけではなく、その時お世話になった電気屋さん、水道屋さんも今では患者さんです。
ある時、他の医院での受付経験があった受付を即戦力になると採用しました。
驚いたのは業者さんのお名前は基本すべて呼び捨てにするのです。
技工物を取りに来た技工士さんには目上の方にも関わらず「ご苦労様です!」と言ったのです。
必ず、「さん」付けして「いつもありがとうございます」と言ってもらうように伝えました。
先日WEB担当者から聞いた話なのですが、彼が結婚したことを話もしたこともないスタッフからも祝福され、歯磨き粉の試供品セットプレゼントされたそうです。
私も患者様だけではなく医院に出入りする方すべてにホスピタリティの気持ちを持っているスタッフに嬉しくなりました。
感謝の気持ちからホスピタリティは生まれる。
まずは経営陣から業者さんを大切にする姿勢を見せ、スタッフがそれを真似してくれ、自然とホスピタリティ溢れる医院になることでしょう。