診療報酬詐欺で美容外科の先生が逮捕された
ニュースは皆さんもご存じだと思います。
タレント先生だったこともあり
ワイドショーではこぞって、診療報酬をだましとった
しくみを報道しています。
特に歯科で逮捕されたクリニックさんは「ホワイトニング無料」で
患者さんを集め、実際は架空の治療を保険請求していたそうです。
自費のオプションで「ホワイトニング無料」と院内やホームページに記載があれば
「もしかして先生のところも?」と勘違いされても困りますよね。
しかし残念ながら、こういう事件があると
患者様も「自分の通っているい医院は大丈夫かしら?}と敏感になるものです。
日ごろ気をつけたいのは
レセプトを修正したら
・患者さんに連絡し、返金、追加料金を必ずもらう
レセプトの返戻があったら
・患者さんに連絡し返金、追加料金を必ずもらう
→「医療費通知」加入保険組合からの受診医院と合計点数(レセプト請求した額)
が患者さんに年に数回届きます。
患者さんの手元にある領収書の点数と
医療費通知に記載されている点数の合計が違ってはならないのです
当医院では毎月レセプトが1000枚を超えドクターも7名います。
レセコンの隣に「修正した患者番号」というメモを残してもらうようにするだけで
受付・事務方が患者さんに連絡することができます。
また原則保険証のコピーは禁止となっています。
「保険証の使い回し」についてもテレビで報道されています。
もし保険証を患者さんの見えるところでコピーを
取っているとしたら、控えた方がいいかもしれないです。
ところで期限切れの保険証を知らずに使っている患者さんも
いますよね。
社保は最近保険証の有効かを検索できるシステムができました
当医院は郵送で社会保険診療報酬基金から申し込み案内があり申し込みました
患者さんから質問を受けても答えることができるように
とくに受付に周知徹底することが大切だと思います。