●関心を示してくれない患者さん
こんにちは、歯科医院採用コンサルタントの丹野祐子です。
採用コンサルのほか、通年でのスタッフ教育のお仕事が増えています。
新規のクライアントは来年の1月以降になりますが、ブログにて診療のヒントを発信して行きます。
「知識がない」=「不要」
患者さんに「保険でいい」と言われた場合、それ以上説明するのを躊躇していませんか?
情報提供という形ですべての患者さんに説明をしよう!という取り組みが少しづつ成果を上げているクライアント先が増えています。
ある新人DAからの相談
DA:「俺なんかどうせもう死ぬだけだよ~」と話を聞いてくれない患者さんがいる、歯周病の進行が酷いのでどうにか話を聞いて欲しい。
私:DAさんはなんていうの?
DA:「そんなこと言わないでくださいよ~」ぐらいです。
私:実際「死ぬだけだよ~」って聞いてどう思った?
DA:悲しいと思いました。
私:だったら「そんな事を、おっしゃると悲しいです」と気持ちを言伝えてみたら?
DA:なるほど!
と心に響く説明方法をお伝えしました。
「なんでこのクリニックのインプラントは高いの?」とういう質問に「スウェーデン製だからです」だけでは患者さんの心に響きません。
「体の中に入れるものは、質のいい物を入れたいですよね。心臓のペースメーカーだったら、最高の物を入れたいと思いますよね」
こちらでしたら心に響きますよね。
患者さんの心に響く会話術を身に付け、中断患者を減らし定期メンテナンス患者を増やせるといいですね。